HIROKO KOSHINO

KHギャラリー銀座 コシノヒロコ 創作の源泉

Info
2016.08.25

KHギャラリー銀座ではこのたび、日本の美を創作の源泉とするコシノの「墨」、そしてその制作と生活をさまざまな角度から紹介する展覧会「コシノヒロコ 創作の源泉」を開催します。
約15年前から独自の感覚で描き始めた「墨」のシリーズは制作の礎。墨と余白の間合いの中には、日本文化の深い精神性が宿っています。初期の力強い大作から、近作の金銀と墨が重なりあう作品まで。折々に変化する作品群は、その時のコシノが求める日本の美を鮮やかに反映しています。
兵庫県芦屋市の自然豊かな環境には、安藤忠雄氏設計の旧自宅「コシノ邸」を改装したKHギャラリー芦屋があります。コシノは「日本の四季を体得したい」との思いで約30年間そこに居住していました。すぐ近くには自然光あふれる空間のアトリエ・センペルがあり、コシノは日々大作に向かい続けています。コシノにとって芦屋での生活は、自らの発想の源泉であるのはもちろんのこと、日本人の美意識の源泉を辿ることにも繋がっているのです。
本展では、代表的な墨象や書の作品を展示し、コシノの「日本的感性」をご覧いただきます。そしてKHギャラリー銀座初の試みとして、生き生きとした制作風景のスライドと、安藤忠雄氏による「コシノ邸」のスケッチ、建築模型を披露します。ギャラリー空間全体に広がる、コシノが愛する芦屋の空気と、臨場感あふれる創作の源泉をどうぞご高覧ください。

コシノヒロコ 創作の源泉 
会期:2016年8月29日(月)− 9月25日(日)
休廊日:9月4日(日)、9月11日(日)、9月18日(日)


コシノヒロコ 《WORK #1591》 

KHギャラリー芦屋 2016年度第二期展示 「大地のみる夢」

Info
2016.08.18

秋色深まりゆく季節に、温かく包み込むような絵画を。KHギャラリー芦屋、2016年度第二期展示のテーマは「大地のみる夢」です。
 
燦々と輝く金や赤、雲のようになめらかな白、そして石膏や厚紙による、地表のようなマチエール。それらは絵画の中に表れた、「母なる大地」を思わせる生命力のシンボルです。さまざまな素材を巧みに操るコシノの魔法は、観るものに夢を届けてきました。太陽のように輝き、はつらつと自分の道を生きてほしい。それは創造の意欲あふれる絵画に込められたエールです。
 
本展では暖色や中間色を用いた、表情豊かな作品たちが躍動します。アウンサンスーチー氏の生涯に感銘を受け、祈りの手が描かれた油彩画や、大地の色と起伏を思わせる大作が、無機質なギャラリー空間に彩りの風を吹き込みます。そしてこのたびKHギャラリー芦屋では初めて、洋服のスタイル画を展示。絵画とファッション、二つの領域を自在に行き来するコシノの旅路を想像していただくことができるでしょう。実りの秋を迎え、やがて冬が訪れる季節にふさわしい温かな空間を、移ろいゆく樹々の色彩とあわせてお楽しみください。

KHギャラリー芦屋 2016年度第二期展示「大地のみる夢」
・会期:2016年8月15日(月)− 12月23日(金・祝)
・予約制
予約方法:KHギャラリーウェブサイトの「ASHIYA GALLERY」ページから、【入館予約申込フォーム】にて必要事項をご入力の上、お申し込みください。
KHギャラリーウェブサイト:http://www.kh-gallery.com


コシノヒロコ《WORK #1478》油彩/パネルにキャンバス


コシノヒロコ《WORK #386》スタイル画

 


2016年 体操日本代表 ユニフォーム完成

Info
2016.07.22

2016年の国際大会に出場する体操日本代表のユニフォームが完成いたしました。昨年に引き続き、今年もコシノヒロコがデザインさせていただいています。男子ウェアの一つは、「日本」という漢字をジオメトリックに表現し、シンプルでシャープな力強さを感じさせるデザイン。女子ウェアの一つは、桜を大胆にあしらい、たおやかさと強さ、優しさと美しさを表現したデザイン。
世界中が注目する体操日本代表。選手たちの素晴らしい演技とともに、ぜひユニフォームにもご注目ください!

KHギャラリー銀座 コシノヒロコ 夏の響き

Info
2016.07.19

KHギャラリー銀座では、このたび展覧会「コシノヒロコ 夏の響き」を開催します。人を清らかな気持ちにさせる植物のエネルギーや水の流れは、コシノにとって繰り返し取り組んできたテーマです。そこには豊かな自然の中にアトリエを構えるコシノの、慈しみに満ちた自然へのまなざしがあります。都会の喧噪から遠く離れて、ゆったりと自然の中に身を置くこと、樹々の移ろいを見つめることは、コシノの創作にとって欠かせない要素となっています。コシノが描く自然には、おのずと敬愛の念が表れています。
 
本展では、約10年前に描かれた、蓮をモチーフにした大胆な墨の大作や、最新作である樹々と水面を連想させる静謐な油彩画を展示します。自然をテーマにした作品群は、清らかな水の響きのように、静かな風情をもたらします。
 
また墨と余白、黒と白を中心に描き出される世界は、コシノが制作の初期から影響を受けていた、水墨画や幽玄の美といった、歴史ある東洋の自然観とも繋がります。古いようでいて新しい。神秘的な絵画たちは、観る者を悠久なる美の世界へと誘うことでしょう。
 
静寂の中に、水のささやき、樹々のざわめきを感じて。外界の暑さを忘れさせる涼やかな響きを、ひとときお楽しみください。

2016年7月25日(月)— 8月24日(水)10:30〜19:00
休廊日:毎週日曜日 
夏期休廊:8月6日(土)− 8月14日(日)


《WORK #1166》120cm×120cm 2016

KHギャラリー銀座 片岡鶴太郎×コシノヒロコ×荻野綱久 −森羅万象−

Info
2016.06.16

KHギャラリー銀座では、このたび展覧会「片岡鶴太郎×コシノヒロコ×荻野綱久 −森羅万象−」を開催します。片岡はバラエティ番組で人気を博し、現在では俳優として活躍する一方で、画家として真摯に制作を続けています。絵画制作においても、様々なフィールドで培った目が存分に発揮されています。特に自然への温かいまなざしと豊かな色彩は、多くの人々を惹きつけ、幅広い世代に親しまれてきました。またコシノはファッションデザイナーとして活躍する一方で、美の感覚を最大限に活かして絵画を制作してきました。コシノにとって四季折々の自然は、すべての創造の源泉。自然が持つ生命力は生涯を通して取り組むテーマのひとつです。多分野で活躍する片岡とコシノの作品は、バラエティ豊かでありながらいつも「らしさ」を忘れず、自分の感覚を信じて生み出されています。そして本展が記念すべき初の絵画発表となる荻野は、父である片岡からの薦めで本格的に絵画作品を描き始め、音楽から絵画へと表現の幅を広げてきました。シンボリックな幻想世界は、音楽と相互に関わりながら展開されます。
 
本展では異なる分野を行き来する、三者の世界観が一堂に会します。片岡は未発表作品、コシノは新作シリーズを中心に発表。また荻野はこれまで描きためてきた作品を、満を持して発表します。画家として長年の経験を誇る片岡とコシノが彩る空間に、荻野の若々しい感性がアクセントを加え、創り出される「森羅万象」と題された壮大なストーリーを、どうぞご高覧ください。

会期:2016年6月17日(金)− 7月18日(祝•月)  
会期中無休

http://www.kh-gallery.com


片岡鶴太郎 《彩雲》岩絵の具、墨 116.7×80.3cm


コシノヒロコ《WORK #1188》 120×120cm


荻野綱久 《KING》 116.7×91cm

1 31 32 33 34 35 36 37 38 39 51
Copyright © HIROKO KOSHINO INTERNATIONAL INC. All rights reserved.