「銀座くらま会」出演
邦楽を嗜む銀座の旦那衆・女将衆の集まりである「銀座くらま会」。今年も、杵屋勝禄女ことコシノヒロコは「二人椀久」と「都風流」の演目で、長唄三味線をご披露させていただきました。「都風流」では、立方・新橋芸妓 民さんと秀千代さんが舞台に華を添えてくださり、満場のお客様から拍手喝采!午前から夜まで続く長い一日でしたが、客足が途絶えることもなく、雅やかな一日となりました。
邦楽を嗜む銀座の旦那衆・女将衆の集まりである「銀座くらま会」。今年も、杵屋勝禄女ことコシノヒロコは「二人椀久」と「都風流」の演目で、長唄三味線をご披露させていただきました。「都風流」では、立方・新橋芸妓 民さんと秀千代さんが舞台に華を添えてくださり、満場のお客様から拍手喝采!午前から夜まで続く長い一日でしたが、客足が途絶えることもなく、雅やかな一日となりました。
「私の描くグッとムービー」は、自分にとって大切な映画をイラストで表現し、インタビューに答える朝日新聞夕刊の人気連載コラムです。9月25日付でコシノヒロコのインタビュー記事が掲載されました。
コシノヒロコにとって印象に残っている映画は「The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛」。アウンサンスーチーさんの、ミャンマーでの民主化運動を描いた物語です。女性ならではの視点で問題解決にあたる姿勢に深く共感を覚え、大きな目的や使命感を持った人はやはり強いと、コシノは語っています。
今年も恒例の岸和田だんじり祭の季節がやってきました。例年同様、街は多くの観光客で溢れ活気に満ちていました。コシノギャラリーにもたくさんのお客様がお越しくださり、2階の欄干から身を乗り出し見物。時に大きな歓声をあげ、声援を送り、「やりまわし」(走りながら山車が直角に向きを変える様子)を見て大興奮!豪華絢爛なだんじりが街を疾走し続けた二日間でした。
NHK連続テレビ小説「カーネーション」の主題歌を歌ってくださった椎名林檎さんと。
「ニュイ・ブランシュ(白夜祭)」は、パリ市が毎秋行う一夜限りの現代アートの祭典です。
パリの姉妹都市・京都では、今年も日仏の現代アートを無料で楽しめる「ニュイ・ブランシュ KYOTO 2015」を市内各所で開催。会場の一つであるアンスティチュ・フランセ関西では、アーティストグループ・circle side とコシノヒロコがコラボレーション作品を発表します。イベントは午後6時から午前1時まで。夜の帳の中に浮かび上がる作品は、見る人を幻想的な世界へ誘ってくれることでしょう。イベントは一夜限りですが、作品はその後一週間展示される予定です。お近くへお越しの際はぜひお立ち寄りください。
ニュイ・ブランシュKYOTO 2015
展覧会名:コシノヒロコ+circle side 展
会場:アンステチュ・フランセ関西
日時:2015年10月3日(土) 午後7時30分〜午前1時
KHギャラリー銀座は、2012年のオープン以来、ファッションデザイナー・コシノヒロコの絵画や立体作品、ライフスタイルにまで拡がる多様な創作活動をご紹介すると共に、様々な分野のアーティストとのコラボレーション展を開催しています。
本展では、石川県金沢市で350年の歴史と伝統をもつ大樋焼の次代を担う大樋年雄を迎え、コシノヒロコとの二人展を開催します。大樋年雄は、本展のために制作した新作を発表、コシノは初披露となる油彩画、そして本年8月に大樋焼本家十代長左衛門窯を訪ね制作をした陶器を発表します。
大樋年雄の陶器にみられるのは、窯変した釉薬の絶妙な色彩の重なりと気品ある艶。また、伝統的な手捻りの技法によって生み出された独創的なフォルムの作品からは「剛と柔」「動と静」という両義性が感じられます。一方、コシノの油彩による抽象画は、絵具と溶油が幾重にも塗り重ねられることによりできる、奥行きのある画面が印象的であり、これまでのアクリル画とは違う重厚な存在感を放ちます。そして、コシノが制作した陶器には粘土を「切る」ことで立体的なフォルムを創り出すファッションデザイナーならではともいえる手法が見られます。
大樋年雄とコシノヒロコの「美」への飽くなき探究心は、伝統と現代が融合した新しい美のかたちを築き、本展で二人がつくり上げる空間はそれぞれの表現を超えた大いなる宇宙として展開します。
2015年9月25日(金)—10月25日(日) 10:30~19:00 会期中無休