HIROKO KOSHINO

KHギャラリー銀座 コシノヒロコ クリムトへのオマージュ

Info
2018.02.23

KHギャラリー銀座では、このたび展覧会「コシノヒロコ クリムトへのオマージュ」を開催します。
グスタフ・クリムトは1862年に生まれ、1800年代後半から1900年代にかけて、ウィーンで活躍した画家です。裸体や妊婦など、さまざまな女性が登場する装飾的な画面で知られ、特にエジプトや日本の伝統的な美術の様式を取り入れた、「金」の作品群が代表的です。先進的なアイデアは、その当時大きな論争を招いたとも言われています。コシノはウィーンで出会ったクリムトの絵画に圧倒され、時代を先取る感性と、その生き様に共感しました。ファッションデザイナーとして、またアーティストとして、クリムトからインスピレーションを得たコシノは、2013年から今日に至るまで、さまざまな表現を試みてきました。本展では、2013年に制作した最大級の作品《WORK #1078 幸せの青い鳥》を5年ぶりに披露します。また、ヒロココシノコレクションのためにデザインしたテキスタイルを活かした作品や、墨と和紙を使用したもの、重厚なマチエールと深い色彩の変化が楽しめるものなど、幅広い表情の絵画作品を集めました。さらに、2018年1月放映のNHK「日曜美術館」クリムト特集出演をきっかけに描いた最新作も展示します。
 
流行や常識にとらわれず、独自の美を追求したクリムト。その精神に時代を超えて呼応した、コシノヒロコの革新的な表現をご堪能ください。

2018年3月13日(火)〜5月19日(土)
休廊日:3月18日(日)、4月1日(日)、6日(金)、15日(日)、29日(日)、5月13日(日)
10:30〜19:00  ※3月22日(木)は18:00まで


《WORK #1078》


《WORK #1781》

KHギャラリー芦屋 2018年度展覧会 コシノヒロコ 綺羅(きら) 〜東洋と西洋の輝き〜

Info
2018.02.14

2018年度、KHギャラリー芦屋では「コシノヒロコ 綺羅(きら) 〜東洋と西洋の輝き〜」と題して、ヒロココシノコレクション作品と絵画を中心に、東洋と西洋の美が融合したきらびやかな世界をご覧いただきます。コシノは日本から世界へ独自のファッションを発信してきた経験から、日本の伝統的な文化に現代性を見出し、新しい美を創り出していくことを大切にしてきました。その姿勢はアートとファッション双方に共通しています。
綺羅(きら)」の「綺」は綾織り、「羅」は薄織りの絹織物を表し、美しい衣服やそれを身に纏った人のことを指す言葉です。華やかな色彩の絵画と洋服のインスタレーションは、優美な人々が集うさまを連想させます。冬から春、そして夏へと移ろう季節折々の風情をご堪能ください。
 
 ※4月14日(土)まで、和室にて雛人形を展示しています。

予約制公開:KHギャラリーHPの「ASHIYA GALLERY」ページから【入館予約申込フォーム】にて必要事項をご入力の上、お申し込みください。なお日曜日のみ予約不要でご覧いただけます。(4月15日は休館)

2018年2月19日(月)〜8月10日(金)
11:00〜16:00
休館日:水曜日、4月15日(日)、4月16日(月)、展示替え期間

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